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家事の時短、どこから変える?料理・洗濯・掃除をラクにする工夫

洗濯物が入った編み物のかごと、横に積まれた2枚のタオルを描いた刺繍イラスト

洗濯機を回すことよりも、洗濯物をたたむことが面倒すぎる…!

フルタイムの総合職として働いていた頃、私が洗濯代行を利用したのは、そんな理由からです。

お願いしたかったのは、洗濯機が止まってから先の作業だったんですよね。

家事の時短というと、つい「もっと早く終わらせる方法」を探してしまう。でも私の場合、洗濯物を早くたたむ方法より、たたまなくて済む方法のほうがありがたかった。

今はお料理もお掃除も、同じだと思っています。

毎日やっている家事の中には、早く終わらせるより、そもそも減らせることがある。今回はそんな視点から、家事の時短についてまとめてみました。

この記事の目次

お料理は、作る前からもう始まっている

夕飯の支度って、実際に作り始める前から仕事がありますよね。

献立を考えて、冷蔵庫の中身を想像して、足りないものを買って帰ったら、実はお醤油が切れていた…なんて日常茶飯事。そこからメニューを変えて、やっと作り終わったら、今度は洗い物。

決してお料理が嫌いなわけじゃないんです。好きなことと、毎日の献立決めや買い物まで好きなことは、また別の話です。

「今日の夕飯、何にしよう」を減らす

一週間分の献立をきっちり決めておく方法もあるけれど、その献立を考えること自体が面倒だったりする。

今ならAIで一発かもしれないけど、帰宅時間が遅くなって献立どおり作れなかったり、想定より材料が足りなかったり。そんなこと、ありませんか?

だったら、疲れた日の定番献立だけあれば十分だと最近思っています。

冷凍のおかず、丼もの、お惣菜。何も思いつかない日にとりあえずの候補があるだけでも、毎回ゼロから考える必要がなくなります。

買い物も同じ。いつも買うものは、LINEのKeepメモに雑に残してます。立派な買い物リストを管理しなくても、買い忘れが減ればそれでいいくらいの感覚です。

仕事帰りにスーパーへ寄るのが大変だった頃は、ネットスーパーや生協も使ってました。

ただ、注文する手間や曜日の指定があったり、自分で買い物するより多少自由度が落ちたりする。買い物に行かずに済む便利さと、そのために増える縛りとの兼ね合いでした。

ミールキットなら手作り!あなたはどう思いますか?

会社員時代、私はコープデリのミールキットを使っていました。

当時は「子どもが食べるものは手作りしなければ」という気持ちがあって、ミールキットなら手作りの範疇。

人によって意見が分かれるところですが、私としてはミールキットなら受け入れられたんです。

今振り返ると、お惣菜も冷凍食品も、もっと使えばよかった〜と思います。

でも、当時の私にとっては、ミールキットが気持ちのバランス的にちょうどいい選択でした。

ミールキットなら献立や食材の準備を減らせる一方で、調理と片づけは残る。お惣菜や冷凍のおかずなら、調理そのものを休める。

同じ夕飯の時短でも、何を任せられるかはずいぶん違います。

ただ、ミールキットもサービスによって注文の仕方や受け取り方が違うので、ラクできるところもそれぞれ。そこまで含めて比較した内容は、ミールキットの比較記事にまとめています。

作り置きを作っているのは、休日の自分

平日の夕飯をラクにするために、休日に作り置きをする。

帰宅後すぐに出せるおかずがあるのは本当に助かる!

でも、そのおかずを作っているのは、休日の自分だということに気づいた瞬間があります。

買い物をして、何品も作って、保存容器を洗って。

平日のために休日が家事で終わっていたら、なんだか本末転倒。

私も以前はまとめ買いや作り置きをしていましたし、今も作ることはあります。ただ、毎週の義務にするのはやめました。

安く買えた食材があるときや、作ってみたいものがあるときに作る。そんな感じがちょうどよかったんです。

作り置きを頑張るより、洗い物が少ない献立にするほうがラクな日もある。ワンプレートで済む食事だって、立派な夕飯だと気づきました。

休日まで家事で埋まっていた頃の話は、土日の家事についての記事でも書いています。

洗濯機が止まっても、家事は終わらない

洗濯って、機械が洗ってくれるのに、全体で見ると結構時間がかかる家事です。

干して、取り込んで、たたんで、家族それぞれの場所へしまう。

私にとって面倒だったのは、この後半部分でした。

そもそも、全部たたむ必要がある?

ハンガーで干した服を、そのまま収納できたら、たたむ作業がひとつ減る。

肌着やパジャマなど、しわが気にならないものなら、かごに入れる収納もあります。

大阪市が公開している家事をラクにするためのヒントでも、肌着やパジャマをたたまずに収納する方法が紹介されていました。

もちろん、服を掛ける場所がなければ難しいし、家族によって使いやすい収納も違う。あくまで方法のひとつです。

収納用品を買い足した結果、今度は収納の管理が増える。それでは、何をラクにしたかったのかわからなくなってしまう。

たたまない収納も、全部を変える必要はなくて。タオルだけ、パジャマだけでも、減らせる作業はありますよね。

私が洗濯代行を使っていた理由

干す手間を減らしたいなら、乾燥機という選択肢もあります。

ただ、衣類によっては乾燥に向かないものもあるし、容量や設置場所、フィルターなどの手入れも必要です。

乾燥機が動いている時間は、自分の作業時間とは別。洗濯が終わるまでの時間を短くしたいのか、自分が手を動かす時間を減らしたいのかでも、選ぶものが変わります。

私が以前利用していたのは、洗う・乾かす・たたむところまで頼める洗濯代行でした。

実は、家の中に人を入れることには抵抗があったんです。

でも、玄関の外に洗濯物を置いて利用できるサービスだったので、そこは気にならなかった。

いくら便利なサービスでも、利用方法が自分に合わなければ、頼むこと自体が面倒になってしまう。私にとっては、受け渡しの仕組みも重要なポイントでした。

もちろん、洗濯代行にも出来上がりまでの時間があるので、明日着る服まで預けるわけにはいきません。

何でも丸ごと任せられるわけじゃない。それでも、いちばん面倒だった「たたむ」を手放せたことがありがたかったんです。

掃除は、始めるまでの手間を小さくする

掃除機をかけたいのに、先におもちゃや荷物をどかさないと始められない…我が家はいつもそんな感じです。

そんな場所なら、掃除の速さよりも、物の置き場所を変えるほうが助けになることもありますよね。部屋全体ではなく、よく掃除する一角だけでも心地よくしておけば、気の持ちようはだいぶ変わりました。

道具を取りに行く往復を減らす

洗面台を拭くたびに別の部屋へ道具を取りに行くなら、使う場所の近くへ移してみる。

これってお片付け好きには当たり前かもしれないですが、案外不便な動線があったりします。

新しいお掃除用品を一式そろえなくても、よく使うものの置き場所を変えるだけで試せるので、「なんで今までこっちに置かなかったんだろう…」なんて思うことは今でもしばしばあります。

出しやすさを優先する場合も、洗剤などは子どもの手が届かない安全な場所で管理するようにしています。すぐ使えることと、安全にしまえることの両立は、子育て家庭にとって重要ですよね。

毎回、家じゅうを同じように掃除しない

食べこぼしのある床は拭く。でも、その流れで普段使わない部屋まで掃除しません。

今対応する汚れと、別の日に掃除する場所を分けておくと、今日の終わりを決めやすくなりました。

使ったあとに気になる汚れを見つけたら、その場所だけ拭く。「ついで掃除」が合うなら取り入れつつ、毎回もう一か所と増やさなくてもいい塩梅でできればそれでOK。

私の場合は、食べこぼしや水回りなど、対応が必要な汚れは放置しないようにしています。

後が大変なことが多々あったから。お掃除好きじゃないですが、それだけは学習しました。

家電や家族に任せても、家事が全部なくなるわけじゃない

食洗機もロボット掃除機も、持ってますか?

我が家にもありますし、超がつくほど便利な家電だと思ってます。

でも、食洗機には食器を入れなければいけないし、終わったら取り出す作業もある。ロボット掃除機も、床に物が散らかっていたら、まずは片づけから。

家電が代わりにやってくれる作業と、人が引き受ける作業は別なんだよなぁと、ふとしたときに感じました。

とはいえ、置き場所がなければ食洗機だって買えないし、そもそも新しい家電を買うこと自体が負担になることも。

私はどうしても食器を洗いたくない日は、割り箸や紙皿を使ってます。

エシカルブームに逆らっているとお叱りを受けるかもしれませんが、たまにはお弁当やお惣菜を食べるのと同じだと考えています。

家電に頼るのも、買わずに済ませるのも、全部正解。自分が許せる範囲と、どこをラクにしたいかって、人によって違う。

だから、SNSでバズってるものが、自分の正解とも限らないんですよねぇ。

家族に頼んだのに、自分の仕事が残る問題

家族に家事をお願いするときも、ちょっと似たことがあります。

たとえば「洗濯物をお願い」と言ったとき、取り込んだら終わりなのか、それぞれの収納にしまうところまでなのか。

買い物だって、買いに行く人とは別に、何を買うか考えてリストを作る人、買ったものをしまう人がいる。

家事の名前はひとつでも、その中にいくつもの仕事が隠れています。

毎回指示を出したり、終わったか確認したり、残った作業を引き受けたり。これも家事の一部。

とはいえ、勤務時間や家族の事情で、すぐに分担を変えられるとも限りません。

家族で分担する、家電に任せる、サービスを使う、そもそもやる量を減らす。

方法はいくつもあるけれど、家事を分担したはずなのに、結局誰かひとりに段取りや確認の仕事が集中していたら。

それは本当にラクになったと言えるのかな、とも思うのです。

時短は、空いた時間に家事を増やすためじゃない

洗濯物を早くたたむ方法を探していたら、私はきっと、今もたたむことを頑張っていたと思います。

でも、そもそもたたむのが面倒だった。

だったら、たたむのをやめる方法を探す。私にはそちらのほうが合っているようです。

家事の時短というと、なんとなく「もっと効率よく、もっとたくさんこなすこと」を考えてしまうけれど、家事が早く終わった分だけ、また別の家事を詰め込んでいたら、結局いつ休めるんだろう。

毎日のご飯も、洗濯も、掃除も、暮らしている限り続いていくものです。

だからこそ、どこまで頑張るかより、どこを頑張らずに済ませられるか。

家事をひとつ多くこなせた日より、家事のことを考えずにひと息つけた日があってもいい。

私が欲しかった時短って、たぶんそういうことなんだと思います。